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ホテル検索サイトって閲覧すればするほど値上がりするの?

ぼたんせ
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オンラインで気軽にホテルを探せる予約サイトは、とても便利なサービスですよね。
ただ、ホテル選びに悩んで何日も時間をかけて調べているうちに、ふと気づいたことがあります。

「サイトを見れば見るほど、ホテルの料金がじわじわ値上がりしていない?」

最初は「予約日が近づいてきたから多少の値上がりは仕方ないかな」と思っていました。とはいえ、まだ2か月以上先の予定で余裕があるはずなのに、気づけば妥協できないと思うほどの価格まで上がっていたのです。

調べてみると、その原因は ダイナミックプライシング にあるようでした。

ダイナミックプライシングについて

ダイナミックプライシングとは、需要や供給、時間帯、季節、イベント、競合価格などの要因に応じて、価格をリアルタイムに変動させる仕組みです。
この仕組みを支えているのは AIや機械学習モデル で、過去の販売データや予約状況、天候やイベントなどの外部要因を分析し、需要予測を行って最適な価格を算出します。

つまり「検索したから値上がりした」と感じるのは、同じタイミングで複数の人が同じホテルを閲覧していて、予約サイトのアルゴリズムが「このホテルは需要がある」と判断し、価格を変動させているためです。
私の場合は、数日かけて何度も同じホテルやエリアを重点的に見ていたことで閲覧履歴が残り、「需要がある」とみなされて価格が上がったのだと思われます。

安く予約するための工夫

1. シークレットモードで閲覧

シークレットモードでは検索履歴やクッキーが保存されないため、同じ端末で再検索しても「この人が何度も見ている」とは認識されにくくなります。
サイトによっては閲覧履歴を利用して需要を推定し価格を変動させるため、シークレットモードを使うことでその影響を減らせます。

ただし、同じタイミングで多くの人が検索・予約している場合は、AIが「人気がある」と判断して価格が上がるため、完全に防げるわけではありません。それでも、少しでも安く探したいなら試す価値はあります。

2. 複数デバイスで比較

PCとスマホで同じ予約サイトを見ても、料金が異なることがあります。
スマホ利用者は「即予約」する傾向が強いため、アプリ限定割引やモバイル特典が設定されている場合が多いです。
一方でPCは大画面で複数サイトをじっくり比較できるのが利点。公式サイトもPCとスマホで料金や特典が異なる場合があるので、両方を使って最安値を探すのがおすすめです。

3. 言語を切り替えて検索

海外のホテルを探す際、日本語版サイトで検索すると料金が高くなることがあります。
私も今滞在している国の現地旅行を計画した際、なんと同じホテルを日本語版で検索したら高く、英語版や現地語版では安い金額が表示されました。日本語版の決済は日本円ではなく、通貨単位は同じだったにも関わらず、明らかに日本語版だけ割高だったのです。もちろん安い方で予約しました(笑)

まとめ

ホテル検索サイトで安く予約するには
  1. 検索はシークレットモード、予約は通常モードで。
  2. PCとスマホを両方活用し、公式サイトも忘れずにチェック。
  3. 日本語版だけでなく、英語版や現地語版でも料金を確認。

おまけ

インターネットの発達で「事前に徹底的に調べて失敗を回避する」傾向が強まっていますが、実際に旅行を体験してみると、準備期間も含めて調べるだけでは得られない学びがあると改めて感じました。

ちなみに調べすぎて泊まりたいホテルが値上がりしてしまいましたが、幸いなことに別の予約サイトでは価格が値上がりしていなかったので、そちらで予約し事なきを得ました。
ダイナミックプライシングの仕組みを知らなければ「仕方ない」と妥協していたかもしれません。やはり違和感や疑問を持ったら納得いくまで調べることが大切ですね。

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ぼたんせ
ぼたんせ
主婦
どこにでもいる40代後半のふつうの主婦。マイペースな夫と二人暮らし
極度のめんどくさがり屋だけど、一念発起して、前からやってみたかった日常を描いたまんがブログを立ち上げてみたよ。
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