悩みごとで気持ちが沈んでいるときの対処法

こんにちは!
生きていると人間誰しもショックな出来事に遭遇したり、悩み事を抱えてしまう時ががありますよね。
ブログ主はひとたび悩みだすと、とことん悩み倒す性格なため、モヤモヤすることがあれば、気持ちの持っていき方をネットで調べたり、本を読んだりして解決方法を探しています。
私は人に相談するのが苦手で、悩み事があると、まずは先に自分の中で解決策を探そうとします。
ある程度自分の中で結論が固まってきた段階で、友人など周りに相談することが多いので、悩み中はひたすら自分の中で悶々としていることが多いのです。
最近は何かにつけて、自分悩みやすくなった?と感じることがあり、「更年期障害」とか「中年の危機」とか「ミッドライフ・クライシス」などのワードが頭をよぎります。
しかし、ただ単に漠然と鬱々と悩んでいても仕方がないと思い、できるだけ悩みを減らして前向きに過ごしたいと思うのです。
今回は、そんな自分とひたすら向き合うのが好きなブログ主が、アレコレ試して気持ちが軽くなった方法をいくつかご紹介したいと思います。
4-4-8呼吸法
不安を感じ、緊張しているときは、無意識に呼吸が浅くなっているもの。
街中で嫌な出来事に遭遇した、会社で上司から注意を受けたなどして、突然マイナスの感情に襲われることが得てしてあるものです。
4-4-8呼吸法とは、ハーバード&ソルボンヌ大学の根来教授が提唱する呼吸方法です。すぐに気持ちを落ち着けたい、冷静になりたいというときにとってもおすすめです。
- 準備: まず、リラックスできる場所に座ってください。背筋を伸ばし、リラックスします。
- 吸う: 4秒かけてゆっくりと鼻から息を吸います。お腹が膨らむのを感じながら深く吸い込みましょう。
- キープ: 息を4秒間止めます。ゆっくりと数えながら、息を止めた状態を保ちます。
- 吐く: 8秒かけて口からゆっくりと息を吐きます。このとき、お腹がへこむのを感じながら息を吐ききります。
これを数回繰り返すことで、心と体がリラックスし、緊張が和らいでいきます。
どこでもすぐにできるのが良いですよね。
ご自分に合ったリズムで行ってみてくださいね。
その辺を散歩する
悶々と考え込んでいるときに、散歩する余裕なんかないよ!
と思うそこのあなた。
騙されたと思って、少し外を歩いてみてください。
歩くうちに、道端の景色、空の色、耳に届く音、さまざまな情報が飛び込んできて、気持ちが紛れませんか?
そうすることで気持ちの整理がしやすくなってきます。
自分が気持ちよく感じるペースで歩きましょう。
無理に速く歩く必要はありません。
深呼吸を意識することで、さらにリラックス効果が高まります。
4-4-8呼吸法をしながら歩いてみるもいいですね。
モヤモヤする感情を紙に書き出してみる
嫌なことをすでに頭の中で羅列できているから、紙に書いても同じじゃない?と思いますが、
こちらもまた、不思議なことに、紙に書きだすことで、自分の感情と向き合い、気持ちを整理することができるようになるんですよね。
ポイントは紙に書くこと。
スマホのメモ機能や、PCに書き出すよりも、手を動かして紙に書く方が、感情の整理がしやすくなることがあります。
- 自分の感情に素直になる: 今感じていることをそのまま書き出してみましょう。ポジティブな感情でもネガティブな感情でも、どんなことでもOK。
- 具体的な状況を書いてみる: その感情が引き起こされた状況を具体的に書き出してみます。これにより、なぜその感情が生まれたのかが分かりやすくなります。
- 自分へのメッセージを書く: 感情を書き出した後、自分を励ますメッセージを書いてみましょう。自己肯定感が高まり、前向きな気持ちになれます。
- 解決策を考える: 感情や状況を分析した後、どう対処すればモヤモヤが消えるか考え、具体的な行動計画を書き出してみましょう。
リラックスする音楽を聴く
好きな音楽を聴くことで、気分が良くなり、リラックスできます。気持ちが沈んでいるときは、落ち着いた音楽が心に染みわたりますね。
アルケミー・クリスタルボウルという特別なボウルを用いて、演奏されています。不思議な音色が心地よいです。
やさしいピアノの演奏に加えて、虫の鳴き声とオーロラの映像に気づかぬうちに心が癒されます。
集中力を上げるときに聴きますが、気持ちが沈んでいるときに聴いても効果があります。これを聴くと自分の悩みなんか小っちぇえなあって思えてきます(笑)
運動する
「散歩する」の強化バージョンですね。
軽い運動をすることで、気分がリフレッシュされ、ストレスが軽減されます。
運動着に着替えるのが面倒でも、スポーツする場所までの移動が面倒でも、着替えて移動してしまえばいやでも運動が始まります(笑)
気持ちが沈んでいて、体が動かせる余裕があるときは、断然運動がおすすめです。
- ウォーキング: 軽い散歩や早歩きをすることで、心拍数が上がり、「幸せホルモン」が分泌されるため、良い気分転換になります。緑が豊かな場所を歩くとさらにリラックスできます。
- ストレッチ: 簡単なストレッチやヨガを行うことで、筋肉の緊張がほぐれ、心がリフレッシュされます。また、ヨガの際に行う腹式呼吸も気持ちをリラックスするのに有用ですね。
- ランニング: ランニングもまた、上で述べた幸せホルモン、「エンドルフィン」や「セロトニン」を分泌させ、気分を高める効果があります。ストレス解消にもいいですね。だだし無理は禁物です。
- エクササイズ動画: 自宅でできるエクササイズ動画を見ながら運動するのもいいですよね。天候に左右されないとても良い手段だと思います。
- ダンス:ブログ主もダイエットとストレス解消のために定期的に通っているフィットネスダンス。何も考えずにインストラクターの動きになぞって踊るだけなので、気分転換にはもってこいです。
抽象度を上げて物事を考えてみる
抽象度を上げるというのは、俯瞰的に物事を見るという意味です。
「俯瞰」とは、高い視点から全体を見渡すことを意味します。
抽象度を上げると細部にとらわれることなく、広い視野で物事を考えるため、物事の本質に触れやすくなるといわれています。
もう少しわかりやすい例を出すと、例えば、ここに3つのグループがあります。
A ぼたもち カステラ ようかん
B ケーキ マカロン ドーナツ
C 月餅 マンゴープリン 杏仁豆腐
Aは和菓子、Bは洋菓子、Cは中華菓子というのが分かります。

これが一つ上の階層に行くと、「お菓子」の分類になり、さらに上の階層に行くと「食べ物」になります。
「ぼたもち」「ケーキ」など細かく分類していた時よりも、情報量が少なくなり、シンプルな概念になりましたね。
このように抽象度を上げることで、情報が整理され、思考がまとまりやすくなります。
これを会社に置き換えて考えてみます。
例えば、自分が渾身の力を込めて用意したプレゼン資料を上司にダメ出しされてしまって、激落ち込みしていたとしましょう。
自分の立場でダメ出しの原因を考えるのは、抽象度が低いので、抽象度を上げて、まず上司の立場で考えてみます。
その後は、さらに上の上司の立場、ひいては会社全体に視点を向けて考えてみます。
そうすることで、上司からのダメ出しは会社組織として妥当なものであるかどうか考えることができるようになり、自分の気持ちに整理をつけやすくなることがあります。
このように、何かに煮詰まって自分を煩わせているのであれば、いったん目の前のことから距離を置いて、抽象度を上げて考えてみるのもいいかも知れません。
客観的に判断しやすくなり、悩みに対して、解決の糸口が見えてくる可能性がありますよ。
悩み事の9割は妄想、取り越し苦労!と開き直る
「気にしい」で悩んだらとことん悩むブログ主ですが、
最後は
「宇宙レベルで見ると、なんでこんな虫眼鏡で見るくらいのちっぽけな事で、私の貴重な人生の時間をモヤモヤ悩んで奪われなきゃなんないの?!」
と悩んでいることがアホらしくなって、もうどうでもいや!ってなって大概終わります。
モヤモヤしながら過ごす一日、楽しんで過ごす一日、どちらも同じく平等に時が流れます。
どうせ同じに時間が流れていくのなら、余計なことは考えないと気持ちを切り替えてしまいましょう。
問題が起こったらその時考えればいいやって考えるだけでも、気持ちがだいぶ楽になります。
まとめ
くよくよしていたらあっという間に人生が終わってしまうと思うと、是が非でも落ち込んでいられないですよね!
かと言って、気持ちが沈んでいるときに無理やりテンションを上げたり、ポジティブになる必要はありません。
ご自身のペースでゆっくり浮上すればいいのです。
まずは「ツライ」、「しんどい 」という気持ちにじっくり向き合って、ゆっくり、着実に一歩一歩、浮上していってくださいね。